PHILOSOPHY & MESSAGE経営理念・代表挨拶

  • trust 信用

    人と人との付き合いも、会社と会社の取り引きも信用がなければスムーズに進みません。また、深まりません。個人であれ、会社であれ相手を尊重することで信用が生まれます。私たちの歴史は信用によって築かれてきたように思います。

  • Teamwork

    岡村製油は社員数100名ほどの会社です。この100人がまとまるか、バラバラになるか。そこで発揮されるパワーには格段の差が生じます。人の和は、チームワークと言い換えてもよいでしょう。理想は縦にも横にもチームワークのとれた組織です。特に、大きな目標には全員参加が必須です。

  • progress 進歩

    会社が良くなる、大きくなるには働く人の“質”が高まらなくてはなりません。私たちの「進歩」は「人の進歩」なのです。そのために会社も支援しますが、何よりも本人の自覚が必要です。常に向上心を持ち、自ら考え行動しながら学ぶことが「進歩」に結び付いていきます。

代表挨拶MESSAGE

私たち、岡村製油は「わたの種子」である綿実を搾り続けて百三十年余りになります。
菜種や大豆、胡麻など食用油の原料は他にも数多くありますが、私たちは綿実にこだわってきました。

なぜなのか?その答えの一つは綿実が事業の始まりだったからです。
創業当時、周辺にはわた畑が広がっていたことでしょう。しかし、それは束の間。創業から数年のうちに国内の綿花栽培は廃れていきます。事業を継続するために原料を海外に求めましたが、安定した供給地はなく苦難の連続でした。それにもかかわらず、綿実にこだわり続けたのはなぜなのでしょう。
綿実に魅入られた?

わたは人に天然の繊維を提供してくれる稀なる植物です。
このユニークな植物の命の源である綿実は、何か計り知れないモノを持っているのではないか?
今、私たちは綿実を搾り、そこから得られる綿実サラダ油や綿実油粕を主要な商品にしています。

確かに綿実サラダ油は軽くて美味しいし、綿実油粕は肥料効果が長続きして味の良い農作物を育くんでくれます。

しかし、私たちは、まだ満足できません。綿実にはさらなる力、“秘められた何か”があるように感じるのです。
“秘められた何か”を探求する旅を私たちはコットンドリームと呼んでいます。その“何か”を見つけるまで、私たちは綿実にこだわり続ける覚悟です。いえ、見つけた後も恐らくこだわり続けることでしょう。
なぜなら、綿実は“わた”という不思議な生命の源であるとともに、私たちの事業の源でもあるからです。

代表取締役社長 岡村博光