VOICE先輩社員の声

白取 大業

白取 大業 / 原料部 部長

原料、全ての始まりはここから
「攻め」の買い付けが会社を「守る」

「攻撃こそ最大の防御」と考え、常に「攻め」の買い付けを目指しています。しかし、必ずしも先手必勝とは言えません。原料の買い付けは、情報戦です。マクロ経済、相場、天候・気候変動、ライバル国の動向、等々、様々な情報を収集します。そして、あらゆる角度から分析して、「今、ここだ」という絶妙のタイミングを見極め決断します。まさに「しびれる」瞬間です。前段階の準備が莫大かつ複雑であり、緻密なひとつひとつの仕事の積み重ねがあればこそ的確な判断ができるのです。あとは運が後押ししてくれることも、妨げになることもあります。
 もっとも、商社と一つのチームを組んでこれに当たるのですが、商社が取り引きする原料の中でも綿実はマイナーであり、大豆や小麦のように情報が潤沢に入ってくるわけではありません。如何に当社が積極的に動いて情報を得るかが大切となります。年齢的にも若い20〜40代の商社の方々と一緒にお仕事をさせて頂けるのは楽しい反面、良い買い付けをするためには当社が彼らを上手くリードしてゆくことも大切です。

原料部の変化と未来について

ここ数年の難局を乗り越えることができているのは、課員の加入による影響が大きいです。船積みのリクエスト、当社の原料バランスや船・港の情勢の把握、原料を切らさないまた余らせない調整や管理等々において、GPSを駆使した船の状況把握など新たな仕組み作りを自発的に開拓してくれたおかげで、昔のやり方が通用しなくなった今、激変する世界情勢の中での買い付けや船積が行えています。
 この先10年後の夢というより、10年以内にしなければならないことは後任の育成です。後任が逞しく育ってくれていなければならないと考えています。先輩方が築き上げた伝統を尊重しつつ、変化の激しい世界情勢の更にその先を見据えることのできる柔軟なアイデアで、我々がやってきたことをぶっ壊すくらいの気迫を持ったプロフェッショナルに育てたいです。殻を打ち破る、チャレンジできる原料部に鍛えたいと思います。

会社全体の未来、社員に願うこと

もっと広い世界を舞台に戦っている会社であって欲しいです。そのためには、社員ひとりひとりがもっと視野を広げて欲しい。狭い地域に閉じこもっていないで、キラキラしている東京や世界に目を向けてもらえたらと常々思っています。

「真剣勝負の中に笑顔のある会社」を目指す会社像とし、「信用」「人の和」が人と会社を「進歩」させると信じています。

そのためには各社員が、人の痛みが分かる人間になって欲しい。相手の気持ちや状態などを感じ、相手の苦しみや悩みを受け止め、相手の可能性や輝きを見つめられる心を持ってもらいたいと思います。そして、分かった気にならないこと。人の個性を尊重すること。基本的なことではありますが、10年先を見据える中で敢えてこれが一番大切なことだと考えています。